大谷翔平選手の話題がすごい。
マー君との対決、そして母校の先輩・菊池雄星投手との対決。
どれもスポーツ新聞のトップ記事を飾るほど。
そして、投打二刀流の挑戦。
打撃にしろ、投球にしろ、潜在能力の高さは折り紙つき。
大谷選手はどちらで行くべきかという議論はまだまだ続きそうだ。
大谷選手を見ていると、かつていた“二刀流”の投手を思い出す。
南海ホークスの近田豊年投手。
時に左投げ、そしてまたある時は右投げ。“二刀流”の投手だった。
一軍のマウンドでは1勝を挙げることもなく消えたが、
なぜか記憶に残っている。
例えば、20年数年後。大谷選手は引退しているかもしれない。
仮に、投手で100勝、打者で2割6分100本塁打という成績を残したとする。
“二刀流”とすれば、この数字は大成功と言っていいもの。
それでも、どちらかに専念していれば…という議論がなされるのだろう。
それでも、誰もやったことのない挑戦をした大谷選手は
深く心に残り続けるだろう。
球史に残りつづける偉大な挑戦。それに挑むのは、岩手生まれの18歳の少年だ。
何とも誇らしい。