2017年のサッカー界を振り返ると、
こちらも、岩手にまつわるニュースがありました。
J1リーグを制したのは、川崎フロンターレ。
クラブ悲願の初タイトルとあって、大きな注目を集めましたが、
フロンターレと岩手県に、深いつながりがあるのをご存じでしょうか。
こちらは、昨年のスタンダードに掲載した、高田スマイルフェス2016の様子。
実は、川崎フロンターレと陸前高田市は、「高田フロンターレスマイルシップ」として友好協定を結んでおり、
震災以降、ホームゲームに市内の小学生を無料招待したり、選手が被災地に出向きサッカー教室を行うなど、様々な交流が行われてきました。
加えて、トップチームの菊池新吉GKコーチは、遠野市出身(グルージャ盛岡・菊池利三監督のお兄さんです)。
ユースチーム(U-18)の今野章監督は大船渡市出身と、非常に岩手にゆかりのあるクラブなのです。
また、川崎フロンターレと最終節まで優勝を争った鹿島アントラーズにも、
小笠原満男選手、山本脩斗選手、2人の岩手県出身選手が所属しています。
こちらは、昨年のスタンダードで掲載した、山本脩斗選手のインタビュー。
山本選手は、今月開催された「EAFF E-1 サッカー選手権」で日本代表に初選出。
第2戦の中国戦では、左サイドバックで念願の代表デビューも飾りました。
このように、岩手にゆかりのあるクラブ・選手の活躍があった1年でしたが、
一方で、グルージャ盛岡はJ3リーグ17チーム中15位に終わりました。
やはり、岩手のサッカーが活気づくためには、地元クラブの活躍は欠かせません。
2018シーズンは上位進出を果たし、岩手のサッカー、そして岩手のスポーツ全体を盛り上げてほしいです!