スタンダードをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
(そして、このブログをご覧いただき、ありがとうございます)
スタンダードが発刊したのは、2010年4月25日のことです。
その間に発売されたスタンダードは26冊。
いつまで続けられるのか…と漠然とした不安を抱えながら、
たくさんの人に支えられて、続けることができた。
そして、今年は5年目に突入します。
先日のこと。お名前等は伏せさせていただきますが、
撮影の準備が整う間、取材させていただいた選手と
こんなやりとりがありました。
「スタンダードは、読んでいただいてますか?」
「はい、小さい頃から読んでいます。スタンダードに出るのが夢でした」
本当にうれしい言葉だった
スタンダードが発刊された当初、中学生だった彼が、
練習に練習を重ね、今目の前に立っている。
そして、ずっと載りたい雑誌だったと言ってくれる。
5年という月日は決して短くない。
僕自身、
スタンダードを作り続けるという「熱」が薄らいだら、
この仕事はやってはいけないと思う。
その選手とのやりとりは、
僕を決意させるだけの重みがあった。
本気で向かい合わなければ、
取材させてくれる選手に失礼だ。
その思いで、たくさんの人に背中を押されて、
今日も原稿を書いています。
[スタンダード副編集長 菊地健二]